オーブン試運転
今日から10月になりました
新店舗が完成していよいよ
オープンまで11日となります
お芋のスイーツ作りに欠かせない
オーブンの試運転スタートです
今回新店舗建設に合わせ製菓用
オーブンも新しく購入しました
お芋の成長確認
有機栽培されている農家さんの
お芋の育ち具合がどれくらい
なのか見に行きました
最近は異常気象の影響で
餌が少なく里に下りてくる
イノシシが増えているよう
ですが被害がすくなかった
ようで一安心
お芋を植えた順番で数か所
ランダムに掘り起こして
みましたが成長していたので
ほっとしました
お店の工事は台風や豪雨で
長引いていますがお芋は
すくすくと順調に成長して
います
小売店の勉強するためお店をオープン
私はビジネスでギャンブルは出来ない小心者でして、慎重に事を運ぶため石橋をたたきすぎて遅れを取ったりするタイプです。
しかし、壺焼き芋の存在を知り川越で実物を見た時は理由は分かりませんがピンときました。
一瞬のひらめきから今度は具体的に商品化出来るのかという構想を立てて動くまでは早かったです。まあ、初めて見た壺焼き芋というものがおもしろく感じたんでしょうね。面白い、楽しいと感じないと人間の脳は積極的に行動しないらしく、現代風に進化させて壺焼き芋を販売したと強く思いました。
但し、小売店の経験は皆無だったので大阪府吹田市に賃貸店舗を借りて2015年夏お店をオープンしました。これは小売店という販売方法を勉強する目的だったので、お客さんとのやり取り、情報収集、レイアウト、価格の設定、休日の決め方、営業時間によるお客さんの出入り、ポップの書き方など3年間の間に店内の模様替えを10数回変えたりして勉強しました。そして何よりも焼いもシーズンでない夏に開業するとどうなるかという実験も兼ねていました。
結果として壺焼き芋が珍しかったのと気温が下がる秋まで焼いもを食べたいと人は思わないようでした。でも、こんな失敗ばかりの時に大きなチャンスも生まれることになりました。それはテレビ番組が秋の焼いも特集に聞きなれない壺焼き芋を特集してくれたことでした。
売れているもの、売れるかと思うものを販売するのか
「売れているものを販売」するのと「売れるかなと思うものを販売」するのは全く違う仕事になるということはお分かりと思いますが、この世の中は情報が多すぎて安易に売れているものを真似して販売する人が多いことか。
売れているものを販売する仕事は、先駆者のお陰で知名度もあり成功しているので売り方のマニュアルあり、食べ物ならレシピーも1から考えなくてもすでに販売されているのでお店に出向き味わうことが出来るので安易に真似ができます。店構え、ポップなど写真撮れば簡単に同じものが出来ます。当然世の中に認知もされているので買い手も疑問なく購入します。
すでに販売されているものを真似する動機としては、テレビの露出に原因があると思います。行列も出来てそれがすごく売れているように情報番組で紹介されると他人からは俺も出来ると錯覚するのです。
反対に売れるかなと思うものを販売することは大変苦労も多く、商品知識、販売方法なども皆無でまずは市場ターゲットを探すことからスタートします。
ものによってはさっぱり売れなく投資金を失うリスクもあります。それでも未開拓なものを世の中にデビューさせることが出来れば、成功した当初は独占販売になり利益の還元も多くあり、なによりも販売者は精神的に大満足できます。
あなたは安易に売れているものに手を出すか、それとも売れるかどうか分からないものに手を出すギャンブラーでしょうか。
待たせる人気店の秘密
なんだろう、インスタ映えとかで着色料をふんだんに使っているレインボー何某という食品が売れていると思うとぞっとする。そんなものに珍しいと行列を作るのもどうかと思っていたら、結局は3ケ月で見向きもされないというから奇抜なものは短命と昔の人はよく言ったものです。
そして、回転率を上げて、客数で利益を出すっていうようような飲食店が増えている中で、どちらかというと、客単価を落として、1人ひとりに時間をかけて商品販売するお店もありました。
冷たくしたプレートの上でアイスクリームを作るお店なのですが、お客さんにとって、目の前でカスタマイズしたアイスクリームが作られていく時間は、ただの待ち時間ではなく、自分だけの特別な時間と人気が出ているらしい。
ただ単にできあがりがかわいいとか、インスタ映えするとかじゃなくて、お友達と一緒に、メニューを見ながら選んで、迷って、作っている工程も見て、撮って、楽しんでいただく、トッピングがずらっと並ぶこの空間を見て、楽しんでいただく、1つのエンターテインメントというか、時間を楽しんでいただけるお店にしているらしい。
逆転の発想で、待ち時間を「自分ごと」として、体験してもらう戦略が、人気店に新たな価値を生み出した。