焼き芋の甘さ
壺焼きイモは甘いのに太りにくく、血糖値も上がりにくい!
その秘密は『麦芽糖』です。
麦芽糖は、おイモ内部のデンプンが糖化したもので、お砂糖
に近い甘みがありますが、カロリーが低く砂糖の半分程度に
なります。腸で吸収されにくい性質なので、血糖値の急激な
上昇も有りません。
また麦芽糖は、赤ちゃんの便秘薬にも含まれてる成分で、
ブドウ糖に分解されないことから、お通じを良くし便秘解消
効果が期待できます。人工甘味料ではなく甘さ、カロリーも
控えめで、むし歯になりにくいと言う効能もあります。
その他ダイエット、糖尿病予防の食品にも利用されています。
この麦芽糖を作るにはおイモの中心温度を70℃前後に保って
一時間以上熱を加えないとできないのです。おイモを加熱さ
せるとデンプンがβアミラーゼという酵素の働きによって麦
芽糖(マルトース)に変わることによってうまれます。
電子レンジや陶器の焼き芋器では焦げたり、蜜があふれる様
な焼き方が出来ず、でんぷんが多く残りホクホク系の麦芽糖
が少ない焼イモしか出来ません。
ポットクックで販売しているとろーりと甘い壺焼きイモは、
炭火で90分じっくり焼いているので焦げずに、おイモの
でんぷんがほとんど麦芽糖に変化しています。