お芋のスイーツPOTCOOK

つぼ焼きいもスイーツ

待たせる人気店の秘密

なんだろう、インスタ映えとかで着色料をふんだんに使っているレインボー何某という食品が売れていると思うとぞっとする。そんなものに珍しいと行列を作るのもどうかと思っていたら、結局は3ケ月で見向きもされないというから奇抜なものは短命と昔の人はよく言ったものです。

 

そして、回転率を上げて、客数で利益を出すっていうようような飲食店が増えている中で、どちらかというと、客単価を落として、1人ひとりに時間をかけて商品販売するお店もありました。


冷たくしたプレートの上でアイスクリームを作るお店なのですが、お客さんにとって、目の前でカスタマイズしたアイスクリームが作られていく時間は、ただの待ち時間ではなく、自分だけの特別な時間と人気が出ているらしい。

 
ただ単にできあがりがかわいいとか、インスタ映えするとかじゃなくて、お友達と一緒に、メニューを見ながら選んで、迷って、作っている工程も見て、撮って、楽しんでいただく、トッピングがずらっと並ぶこの空間を見て、楽しんでいただく、1つのエンターテインメントというか、時間を楽しんでいただけるお店にしているらしい。

逆転の発想で、待ち時間を「自分ごと」として、体験してもらう戦略が、人気店に新たな価値を生み出した。